大学入試が激変するってホント!?



1990年から実施されていた「センター試験」は2019年度(2020年1月実施)
を最後に廃止されることが文部科学省から発表になりました。
かわって登場するのが、
「高等学校基礎学力テスト」と「大学入学希望者学力評価テスト」です。
この2つのテストをあわせて「新テスト」と呼びます。


2つの新テストの実施時期は?
「高等学校基礎学力テスト」は高校2年生以上での受験、
「大学入学希望者学力評価テスト」は高校3年生以上での受験が想定されています。
また、両テストとも、1年間に複数回実施する方向で準備が進められています。


「高等学校基礎学力テスト」とは?
高校の学習内容がどの程度身についているかを確認するためのテストです。
テストの科目は数学Ⅰ、物理基礎などの必修科目で出題形式などは従来のセンター試験と近いものになりそうです。
ただし、ペーパーテストではなくコンピューター端末を用いたテストが導入される事になっていて、受験風景は一変しそうです。
また、英語に関しては、これまでの「読む」「聞く」「書く」に加えて「話す」技能も対象となります。
「大学入学希望者学力評価テスト」とは?
大学入学希望者が、これからの大学教育を受けるために必要な能力を備えているかどうかを評価するためのテストです。
テスト形式は「高等学校基礎学力テスト」と同じく、コンピューター端末を用いたテストが予定されていますが、
「高等学校基礎学力テスト」が原則として選択方式なのに対して、こちらは選択方式に加えて記述式の導入を目指すとされています。
問題は従来のような「教科型」の問題に加えて、「合教科・科目型」や「総合型」の問題が出題されることになっています。
テストの結果については「高等学校基礎学力テスト」「大学入学希望者学力評価テスト」とも、点数ではなく、「段階別表示」で本人に示されます。
自己採点をしていたセンター試験と大きく異なる点と言えるでしょう。


「合教科・科目型」「総合型」のヒントとなるものはあります。
一つは全国学力・学習状況調査のいわゆるB問題と呼ばれるもの。新聞記事や統計資料などを読み取って問題に答える問題となります。
もう一つは神奈川県の公立高校入試で実施されている「特色検査」の問題です。
例えば、統計資料や新聞記事のほか、英文の手紙を読んで、「介護ロボットのアイデア」を考え、文章、図、イラストなどを用いて表現する―。
といった問題が出題されています。
これまでの入試問題とはまったく異なることが分かると思います。


「高等学校基礎学力テスト」は2019年度から、
「大学入学希望者学力評価テスト」は2020年度から実施されます。
対象となるのは2015年度の中学1年生からということになります。
また、「新テストの実施方針」は2017年に好評される予定です。
早いうちから学習環境を身につけておき、基礎学力や知識の定着を心がけるなど、
今からでも出来る対策をしておく必要があるでしょう。